A
しおさいの詩
春の雨はやさしいはずなのに
雨が降り時が流れて
木戸をあけて ~家出をする少年がその母親捧げる歌
小さな街のプラタナス
六月の雨
この汽車は
B
白い浜辺に
あの人がいってしまう
少しは私に愛を下さい
あいつが死んだ
屋根のない車
この空の青さは
さらば青春