ラストショウ
ラストショウ(らすとしょう) 1974 年、泉谷しげるのバックバンドとして結成されました。メンバーは松田幸一(まつだこういち harp、他)、村上律(むらかみりつ g)、徳武弘文(とくたけひろふみ g)、河合徹三(かわいてつぞう b)、島村英二(しまむらえいじ d)。泉谷しげるだけでなく、さまざまなシンガーをバックアップするとともに、77年にアルバム『アリゲーター・ラジオ・ステーション』をリリースするなど、バンド単独でも活動。日本では珍しい、カントリー・ロックのテイストをもったグループして脚光を浴びました。ラストショウ解散後も、メンバーはそれぞれセッション等で活躍していましたが、2008年に再結成しています。
L'Arc~en~Ciel
L’Arc~en~Ciel(らるくあんしえる) 1991年、大阪でtetsuya(てつや b)を中心に結成され、関西を拠点に活動をスタート。オムニバス・アルバムやイベント等への積極的な参加を足がかりに、ライヴ活動の範囲を関東にも広げ、不動の人気を得ます。93年にhyde(はいど vo)、ken(けん g)、tetsuya、sakura(さくら d)というメンバーで、ファーストアルバム『DUNE』を発表。オリコンのインディーズチャート1位を獲得しました。翌94年にはビデオ・シングル「眠りによせて」でメジャーデビュー。sakuraからyukihiro(ゆきひろ)へのドラマー交代を経てからも数多くのヒット曲を生み出し続け、東アジアや欧米でのライヴ開催など、その活動は世界的規模へと広がっています。
LINDBERG
LINDBERG(りんどばーぐ) アイドルとして活動していた渡瀬マキ(わたせ まき vo)と、バックバンドを務めていた平川達也(ひらかわ たつや g)が、川添智久(かわぞえ ともひさ b)と小柳昌法(こやなぎ まさのり d)を誘い結成。1989年にメジャーデビューすると、翌年の2作目となるシングル「今すぐ Kiss Me」がドラマ主題歌となり大ヒット、チャート1位を獲得します。「BELIEVE IN LOVE」「恋をしようよ Yeah!Yeah!」などヒットが続き、紅白歌合戦への出場を果たしますが、2002年に解散。その後、デビュー20周年となる2009年に期間限定で再始動し、多くのファンを喜ばせました。
LUNA SEA
LUNA SEA(るなしー) 1989年結成。「LUNACY」名義で東京・町田PLAY HOUSEを拠点に活動をスタートさせました。実績を積みながら飛躍的に動員数を伸ばし、一躍インディーズシーンの中心となります。92年に「LUNA SEA」としてアルバム『IMAGE』でメジャーデビュー。94年発表のシングル「ROSIER」の大ヒットを皮切りに、ドームやスタジアムクラスのライヴをソールドアウトさせるなど多くのファンを獲得しますが、2000年に“終幕”。その後、各メンバーはソロとしてのキャリアを重ねつつ活動を継続。一夜限りの再結成を経て、2010年にバンドとしての活動を再開しました。
レベッカ
REBECCA(レベッカ) 1982年、小暮武彦(こぐれ たけひこ)を中心にしたバンド「レベッカ」にヴォーカリストとしてNOKKO(のっこ)が参加。翌83年に、CBSソニーのFITZBEATオーディションに合格し、74年にシングル「WEARHAM BOAT CLUB」でレコードデビューします。この時のメンバーは、NOKKO(vo)、小暮武彦(g)、高橋教之(たかはし のりゆき b)、土橋安騎夫(どばし あきお kb)、小沼達也(こぬま たつや d)。しかし、85年に小暮と小沼が脱退し、替わりに古賀森男(こが もりお g)、小田原 豊(おだわら ゆたか d)が参加しました。そして同じ年のシングル「FRIENDS」でブレイク、レベッカは80年代後期のバンドブームをリードする存在となりました。91年に解散しますが、2000年に復活しています。
レミオロメン
レミオロメン(れみおろめん) 山梨県の中学・高校で同級生だった藤巻亮太(ふじまきりょうた vo、g)、前田啓介(まえだけいすけ b)、神宮司治(じんぐうじおさむ d)によって2000年に結成されました。リハーサルとライヴを重ねて力をつけ、03年にミニアルバム『フェスタ』をインディーズからリリースし、インディーズ・チャート上位にランクイン。同年シングル「電話」でメジャーデビューし、本格的スリーピースバンドとして高く評価されていきました。05年には「蒼の世界」「粉雪」などを大ヒットさせ、より幅広いファンを獲得していきます。その後、ライヴでもCDでもトップアーティストとして活躍していきますが、12年2月に活動を休止。
六文銭
六文銭(ろくもんせん) 60年代の東京のキャンパス・フォークの中心人物の一人だった小室 等(こむろ ひとし)を中心に、68年に結成されたフォークグループ。当初のメンバーは、小室 等、石川鷹彦(いしかわ たかひこ)、小林雄ニ(こばやし ゆうじ)、入川 捷(いりかわ さとし)でしたが、小室以外はメンバーが固定されず、きわめて流動的なグループでした。それでも、69年に中川五郎とのカップリングアルバム『六文銭/中川五郎』をリリース。71年には上条恒彦をヴォーカルに迎えた「出発(たびだち)の歌」で、合歓ポピュラーフェスティバル71のグランプリを受賞、この曲をヒットさせました。72年には新しいフォーク・レーベル「ベルウッド・レコード」の第一回新譜としてアルバム『キングサーモンのいる島』をリリースしましたが、同年に解散。
ロッテンハッツ
ロッテンハッツ(ろってんはっつ) 80年代後期にネオGSシーンで活動していた片寄明人(かたよせあきと vo、g)、真城めぐみ(ましろめぐみ vo)、小暮晋也(こぐれしんや g)、中森泰弘(なかもりやすひろ g)、高桑 圭(たかくわきよし b)、白根賢一(しらねけんいち d)によって1989年に結成。91年、シングル「CHRISTMAS FOR YOU」とアルバム『ROTTEN HATS』をリリースし、翌92年にアルバム『サンシャイン』でメジャーデビュー。カントリー・テイストのルーツ・ミュージックを打ち出して根強いファンを獲得していきましたが、94年春に解散。ロッテンハッツ解散後、片寄、高桑、白根はGREAT 3、真城、小暮、中森はヒックスヴィルを結成しました。